鹿児島市の中心地と鹿児島湾に浮かぶ桜島をわずか15分で結ぶ、桜島フェリー。
桜島を観光した後、薩摩半島に向かう際に利用してみました。
桜島フェリーターミナルに到着。これから目指す方向を展望すると、鹿児島市の中心地が目と鼻の先にあることが分かります。
桜島フェリーの乗車運賃は、軽自動車等の車長3m以上4m未満で1,400円、一般的な普通乗用車サイズの車長4m以上5m未満で1,950円(料金は2024年6月現在で、運転手1名分を含む)で、乗客1名につき大人200円が加算されます。
例えば、道の駅たるみずから鹿児島駅に向かう場合、高速道路を利用すると東九州自動車道の国分ICー九州自動車道の鹿児島IC間のETC料金900円(通常料金1,280円)と比較すると、桜島フェリーの方が割高に感じるかもしれませんが、桜島フェリーを利用することで鹿児島湾に沿って移動する労力を削減でき、移動距離抑えられることはガソリン代を減らすことにも繋がります。下道を利用する場合でも鹿児島市内の国道10号線はよく混雑するため、桜島フェリーの方が時間的にも優勢です。
実際に乗ってみると、利用客の多さと24時間運航で本数の多さに驚かされました。
桜島港フェリーターミナルにて、フェリー乗船後に撮影。
鹿児島港から到着したフェリーからは、1階と3階に設けられたスロープから次々と車が下船していきます。
桜島フェリーの利用者は、桜島観光客に限定されているわけではなく、薩摩半島と大隅半島を移動する際のショートカットルートとして重宝されている模様です。
桜島フェリー乗船中、東方向の眺めは、桜島の絶景です。乗船時間15分しかありませんので、船内でゆっくりする間もなく、この景色を眺めているだけで鹿児島港に到着します。
あっという間に鹿児島港に到着。
鹿児島港に到着後、少し時間があったので、桜島を背景に入港してくる桜島フェリーを撮影しました。