阿蘇山の絶景スポット、草千里展望所や、その先の阿蘇山中岳火口へ向かう阿蘇パノラマラインは北の坊中線、西の赤水線(下野線)、南の吉田線の3つのドライブルートがあります。今回利用したのは、坊中線です。
阿蘇パノラマライン坊中線(県道111号阿蘇吉田線)は阿蘇駅前からスタートし、約1.5kmほど走るだけで景色は山道に。そしてさらに3kmほど走ったあたりから写真のように一気に緑の草原の風景へと変わります。写真左側の立て看板には見難いですが、馬優先の文字が。
この辺りでは、あか牛の放牧地帯になっていて、のびのびと育てられている姿を眺めることができます。
これから目指す阿蘇山方面を見渡すと、緑の草原が美しい。
阿蘇パノラマラインの雄大な景色を楽しみつつ、米塚展望地に到着。展望地と言っても駐車スペースは路肩に数台のみ。付近に待機スペースや回転スペースもないので、混雑しているときはそのまま通過することになります。
米塚を眺められる場所は付近には他にも、Googleマップ上で米塚展望地2や米塚撮影スポットと記されたポイントなど、何か所かあります。駐車スペースとしては米塚展望地2が一番広く、米塚を近くから撮影できる米塚撮影スポットは、三叉路が見えると赤水線(下野線)に曲がって草千里展望所へのルートから一旦逸れる必要があります。
米塚を過ぎると次に停車するのは南千里展望所。阿蘇駅前交差点からわずか13kmほど(米塚撮影スポットに立ち寄っても16kmほど)で草千里ヶ浜駐車場に到着します。
かつてはこの写真の場所に南千里展望所と無料の駐車スペースがありましたが、2016年に発生した熊本地震の影響で崩落。展望所はその後、2018年に展望デッキとして整備されています。展望デッキからは阿蘇中岳の他、ここから米塚も眺められるようになりました。駐車場は、有料の草千里ヶ浜駐車場を利用する必要があります。
阿蘇パノラマライン最大の絶景、草千里と烏帽子岳。雨水が溜まってできたといわれる池は大草原に浮かぶアクセントとして絶景を作り出しています。
草千里ヶ浜では乗馬体験も可能で、まさに大自然を満喫できます。
この後のドライブは、阿蘇山公園有料道路を使って、阿蘇中岳火口観光へ向かいました。
※阿蘇山は火山活動の状況等により、安全確保のため立入規制がかかることがあります。
事前に阿蘇火山火口規制情報にでご確認ください。