瀬戸内しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市にある6つの島々を橋で結び、本州と四国を陸で繋げたルートです。西瀬戸自動車道(自動車専用道路)とともに各橋には原付や自転車歩行者道が併設されており、日本で初めて海峡を横断できるサイクリングロードが整備された道でもあります。

そのほぼ中間地点に位置する大三島にある道の駅 多々羅しまなみ公園は、お隣の生口島と多々羅大橋を眺めるビュースポットになっています。
多々羅大橋と書かれた石碑とともに見えてくる多々羅大橋と、海を挟んで見える生口島

多々羅大橋と書かれた石碑とともに見えてくる多々羅大橋と、海を挟んで見える生口島【撮影日:2011年7月17日】

西瀬戸自動車道の大三島インターチェンジを降りて左折すると、すぐ目の前に道の駅 多々羅しまなみ公園が見えてきます。駐車場に車を止め、海沿いへ歩いていくと、多々羅大橋と書かれた石碑とともに見えてくる多々羅大橋と、海を挟んで見える生口島。多々羅大橋は広島県と愛媛県の県境に架かっており、写真の位置関係では愛媛県側から広島県を撮影していることになります。

道の駅 多々羅しまなみ公園から見る多々羅大橋と海を挟んで生口島の絶景

道の駅 多々羅しまなみ公園から見る多々羅大橋と海を挟んで生口島の絶景【撮影日:2011年7月17日】

先程の撮影位置から多々羅大橋に向かって少し歩くと、写真の光景が見えてきます。近年、この辺りにサイクリストの聖地記念碑が立てられており、サイクリストにとっても立ち寄りたいスポットになっています。近くには多々羅展望台がありますが、展望台に上るよりもこちらの海沿いからの景色の方が多々羅大橋を良いアングルで眺めることができます。


道の駅 多々羅しまなみ公園にはレストランや地域の特産物を販売している売店の他、レンタサイクルのお店もあります。
しまなみ海道を走破する自信や体力がなくても、道の駅 多々羅しまなみ公園まで車でドライブしてきて、ここで自転車を借りて大三島を周遊するのもありですね。